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「仕事辞めたい」と思ったら即行動が鉄則
「仕事を辞めたい」「今の仕事を続けることが辛い」「明日も会社に行くのが憂鬱」そんな瞬間が人生で一度や二度は、訪れた経験があるのでは?
実際に働き盛りの25歳から50歳までの男女100名にアンケートを行ったところ、87%の人が「仕事を辞めたいと考えた経験がある」と回答。実際に「仕事を辞めたい」と考えた経験がある人の声も聞いてみました。
また「仕事を辞めたい理由」についてもアンケートを取ったところ、このような結果になりました。
- 人間関係…40%
- 給料面…30%
- 拘束時間…15%
- その他…15%
圧倒的に多い理由は「人間関係」。人間関係が大変と答える人の中には、このような意見の方がいました。
このように社員やスタッフ同士の付き合いが面倒と答える意見が多数あがりました。また「お局やリーダーの機嫌取りが大変」、「従業員同士のグループが出来上がっていて派閥がある」、「噂話が多発している」、「従業員同士で不倫をしたり、男女関係でドロドロしている」など、厄介な意見もありました。
そして仕事を辞めたい理由で次に多かった「給料面」。
ただ僕よりも何もしていない上司の方が給料が良いんです。就業時間は守らない、仕事中もスマホゲームで遊んでばかり、営業成績も悪い、それでも年功序列で給料が良い上司。彼を見ていると「なんでこんなに頑張っているんだろう」って落ち込みます。
入社当時から今まで一生懸命営業を頑張っていたので、このまま成績を落とすわけにも行きません。僕だってサボって高い給料が貰えたらって思います。
「まともに仕事をしていない人と給料が同じ」「頑張っているのに給料が上がらない」「昇格しない」「毎月自社ブランドで洋服を購入しなければいけないので給料がほとんど残らない」などの意見もありました。給料は働く一番の理由。給料が貰えなければ働く意味はありません。実際に仕事を辞めたいと考える6割は給料面の不満が原因転職を決意しています。
そして給料と比例して問題になりやすいものが「拘束時間の長さ」です。
帰宅後も食事をして寝るだけの日々。これが社会人になるってことなのは承知ですが、ちょっとしんどいですね。お給料も少なく力仕事も多いの一生涯続けられる仕事とも思えないし悩むことがたくさんあります。
労働基準法では勤務時間は1日8時間、1週間で40時間以下までと決まっています。しかし人手が不足している企業や忙しい企業は、労働基準法を守っていません。また時給で稼ぎたい人が集まる企業やブラック企業は、12時間以上の労働が当たり前。
「睡眠時間を削って働け」「労働基準法を守って稼ごうとするのは無理」「たくさん働かなければ社会人ではない」など、理不尽なパワハラをする人もたくさんいます。実際拘束時間が長すぎて過労死している人のニュースも年に数回は見かけます。このような労働時間の長さが原因で、仕事を辞めたいと考える人も多いようです。
そして人間関係、給料面、拘束時間以外の理由には、下記のような意見もあがりました。
仕事ってこんなに無駄な時間を過ごすためにあるものなのかなーって考えちゃいますね。
「仕事にやり甲斐を感じられない」「変わった社風が疲れる」「平等ではない評価基準」「過剰なパワハラ」「飲み会強要や酒ハラ」などに嫌気がさしている人もいました。どんな企業も入社するまで内部事情はわかりません。福利厚生や給料などの条件がよくても、実際に入社してみたら驚く内情を抱えている企業もあります。
このように仕事や職場環境に対して悩みを持ち、結果的に「仕事を辞めたい」と考える人は多いです。しかし「仕事を辞めたい」と思っても、簡単には仕事は辞められません。
そこで「仕事を辞められない理由」についてもアンケートをとりました。

- 金銭的理由…45%
- 年齢的理由…25%
- 責任感・立場…15%
- その他…15%
最も多い理由は金銭的理由。

このような意見が目立ちました。また既婚者や家族がいる人たちは「家族のことを考えると金銭的に仕事を辞められない。家族に迷惑をかけるわけにはいかない」と回答する人も。
また年齢的に転職が難しいと感じる人も多く、会社である程度の立場や役職についている人は自分が退社した後を心配する人も多い結果に。その他の意見には「仲良しな同僚と離れたくない」「みんな辛いのに自分だけ裏切れない」「家族や友達に反対される」という声がありました。
このように仕事を辞めたいと思っても、踏みとどまってしまう人が多い現状。しかし本当に仕事を辞めたいと思ったら行動をするべきです。自分の人生は一度きり。今日は一生に一度です。
本当に心の底から仕事を辞めたいと考えたら、まずは行動を取りましょう。今回は貯金0円でも仕事を辞める方法、仕事を辞める手順を紹介します。
「仕事を辞めたい」と思ったら退職・転職の準備

まず最初に仕事を辞める準備を行いながら、手順を把握しましょう。本当に仕事を辞める覚悟とタイミングが訪れたら、この準備と手順を行えばOKです。
仕事を辞めたい理由を考える
最初は仕事を辞めたい理由について考えることが重要です。せっかく頑張って入社した会社であれば、一時的な感情で仕事を辞めるのは勿体無いです。
- 給料面…満足のいく給料が得られているか、昇格制度は問題ないか
- 人間関係…上司や部下との関係性、チーム、自分の立場
- 仕事内容…スキルアップ、資格習得、将来に役立つか
- 拘束時間…1日の労働時間、十分なプライベート時間を作れているか
- その他…規則が厳しすぎないか、理不尽な社訓がないか
上記のような点を重点的に今の会社や状況について考えてみましょう。考えがまとまらなければメモ帳に書き出してみるのも有効です。
仕事を辞めたい理由=会社や現状に対する不満です。自分が少しでも「納得がいかない」と思える点をあぶり出すことで、仕事を辞めたい本当の理由を明確にできるかもしれません。逆に「これは改善できる」と思える点や「やはり仕事を辞めなくても良いかもしれない」と思えるかもしれません。
自分に素直になるためにも、まずは理由を明確にしましょう。
現在の仕事をしながらこっそり転職準備
仕事を辞めたい理由を明確にし、退職を決意したら転職準備スタートです。退職後にゆっくり就職活動を行い、転職をするのもOKですが、なるべく仕事をしながら次にどうするかを決めておくと気楽です。転職サイトや気になる企業のホームページ、求人事項をチェックするだけでもOKです。いろいろな企業を事前調査しましょう。
面接や企業説明会に出かける
時間があれば面接や企業説明会に出かけてみましょう。都心部や地方へ出かける場合は時間が必要になります。有給を使って出かけるのも効率的です。自分の現状を考えながら、適したスケジュールで面接や企業説明会に出かけましょう。
準備ができたら仕事を辞める決意をする
転職準備をはじめたら、仕事を辞める決意をする必要があります。長く続けた仕事であれば辞めるときのに、それなりの覚悟が必要です。在籍期間の短い仕事でも辞める前は、胃が痛むものです。
「仕事を辞めたい」と切実に思える状況になってしまったら、自分の気持ちを第一に行動すべきです。いろいろな事情があっても辛い状況を続けて、苦しむ必要はありません。しっかりと考えて仕事を辞める決意をしましょう。
また仕事を辞める覚悟ができずに悩んでいる人は、自分の金銭状況を第一に考えてみてください。
- 今の仕事で金銭的に余裕を持つことができている
- ボーナスや月収、インセンティブなど給料面に不満はない
- 貯金できる余裕がある
- お金に不自由をしていない
上記のような状況であれば、仕事を辞める考えを捨てても良いかもしれません。拘束時間や体力消耗の激しい仕事でも、それなりの報酬があれば耐えられるものです。
しかし少しでも給料面に不満を感じたら、仕事を辞めることを考えてください。お金がなければ生活はできません。また「お金がないから仕事を辞める覚悟が決まらない」という人は、このあとに紹介する貯金が0円でも仕事を辞める方法をチェックしてください。
仕事を辞める覚悟ができたら退職準備をスタート
仕事を辞めたい理由を明確にし、転職準備が整ったら、最後は退職の準備です。最初に退職方法を把握して、転職準備を開始するのが最適です。退職は、法的に2週間前までに提出すればOKですが引き継ぎなどを考えても1ヶ月前には伝えられるように考えておきましょう。また退職までの期間中、面倒な問題を起こさないためにも円満退職を心がけて退職準備は行なっていきましょう。
- 退職届を作成する
- 退職届を部署や会社で最も偉い人に提出する
- 有給消化
- 満期までに退職準備を整える(貸出用品の返却や片付けなど)
- 失業保険の手続き、国民健康保険の手続き
- 退職
この順番で退職を行いましょう。また退職希望を伝えた際に会社によっては「今は忙しいからあとにしてほしい」「受理できない」と断られる場合があります。会社を辞める権利は従業員にあるため、会社がどんなに退職を拒んでも確実に辞めることはできます。しかし円満退社のためにも、余裕のある期間を設けたり、引き継ぎ終了まで勤務を続けるのも良いです。ただしダラダラ辞められずに続けるようなことにはならないように十分気をつけましょう。
また退職届を出す際は書面に「この度一身上の都合により、来る平成◯◯年◯月◯日をもちまして、退職いたしますので、ここに届け出ます。」とハッキリ記載しましょう。退職願のように会社の合意を求める形の書類では、退職ができない可能性があります。しっかりと辞める決意表明をした書類を作って提出しましょう。
退職理由はどんな理由でもOKです。ただし「辞めたいから辞めます」など社会人として理解しがたい理由はよくありません。本来は違っていても「表向きな理由」を用意していきましょう。どうしても理由が決まらない場合は「一身上の都合」でも問題ありません。ただし同僚や上司など身近な人に理由を尋ねられたとき「一身上の都合」だと回答が息詰まる可能性があります。明確な理由も1、2個用意しておいても良いかもしれません。
退職届を提出したら有給消化の手続きを行い、会社にある荷物の整理や返却用品を整えたり退職準備を着実に進めていきましょう。このタイミングで時間が少しでもできれば、失業保険の手続き、健康保険の切り替え作業も合わせて行いましょう。ハローワークや役所で手続きはできます。
退職手続きは以上でOKです。
貯金が0円でも仕事を辞める方法

アンケート結果にもあった通り、仕事を辞められない1番の理由は金銭的事情です。
- 転職したいけどお金がない
- 就活中に発生する生活費の支払いができない
- 貯金がないから転職や就活ができない
- スーツ代、交通費、履歴書代、写真代がない
- 家族を養えなくなるから転職できない
このようにお金がなくて転職や就活ができない人は、たくさんいます。そこで貯金が0円でも仕事を辞めて転職する方法を紹介します。
①一時的にカードローンで金欠しのぎ
カードローンは便利です。一時的に現金を借りられるため、厳しい経済状況を使い方次第では豊かにしてくれます。
仕事を辞めるのに借金をするの?と考える人もいると思います。しかし辞めたい仕事を永遠に続け、ストレスが蓄積し、病気になったり心身ともに病んでしまっては意味がありません。またストレス発散のたびに無駄遣いをしたり、暴飲暴食をすれば、無駄な出費はかさみます。今後を考えてみてもプラスになることはありません。
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上記の会社は転職時にお金がないときに非常に便利なカードローン。アイフル、プロミス共に30日間利息無料なので転職するタイミング次第では、利息なしでお得な借入もできます。
カードローンの審査は無職だと通りにくい傾向にあります。失業保険が貰えている期間中でも、無職だと融資が受けられない可能性があります。なるべく退職前に借入をしましょう。
またアイフルとプロミスはフリーターや契約社員、派遣アルバイトでも融資を受けることができます。銀行カードローンは公務員やお堅い仕事でなければ融資を受けることが難しくなっています。しかしアイフルやプロミスなどの消費者金融は、そのような決まりはありません。安定した収入があれば、融資を受けられる可能性があります。「フリーターだから無理かもしれない」と諦める前に、まずは無料審査を受けてみましょう。
実際にお金がないけど仕事を辞めたいと思い、カードローンを使って転職をした人に話を聞くことができました。

人の意見に耳を傾けている場合じゃない!と思い、行動を起こしました。
はじめてアコムでお金を借りましたが最初は不安な気持ちでいっぱいでした。ちゃんと借金を返済できるかな?、利息はいくらになるんだろう…など、とにかく悩みました。ただ10万円ほど借りたことで、気持ちに余裕が生まれました。
お金や気持ちに余裕ができると時間にも余裕が生まれました。企業調査をしっかりできたり、見学に行けたり、慎重に転職活動ができました。その結果、条件の良い企業に就職できました。給料も良かったのでアコムで借りた10万円のお金も2ヶ月で完済できました。不安に感じてた点も、全然大きな問題になりませんでした。
心身共に悩みも解消されて仕事が変わるだけで、こんなに明るく暮らせるんだと再認識できました。金銭面で悩んでいる人は、お金を借りてでも転職活動をした方が良いと思います。

退職後、すぐに就活を行い1週間で条件の良い職場へ再就職ができました。好条件だったので仕事も楽しく続けられて、転職して良かったと心から思えました。もちろん4ヶ月後にはしっかり借りた分のお金は返済はできました。
今回このような行動を起こして、お金がないことを理由に転職を躊躇うのは人生の損だと思いました。
お金を借りて仕事を辞めた人は100人中87人が「借りて良かった」と回答。理由は上記2人のように「気持ちに余裕を持って転職活動ができたから」という人が断然多い結果に。充実した転職・就職活動を行いたい人はカードローンを組むのは良いかもしれません。
また借りたことに後悔した人は「就職をしなかった」「収入がなく支払いが滞ってしまった」という意見が多くあがりました。カードローンを使う場合は返済プランを計画的に立てなければいけません。その点に注意できれば、カードローンは便利なものになります。
②副業・掛け持ちアルバイトをする
仕事を辞めたいけどお金がない、お金を借りたくない。そんな人は副業や掛け持ちアルバイトをはじめてみてはいかがでしょうか?
副業や掛け持ちアルバイトには、いろいろな種類があります。
効率よく稼げる仕事はたくさんあります。そういった仕事を時間のあるタイミングで行い、仕事を辞めるために貯金をはじめるのも良いでしょう。
仕事を辞めたいけど親や周囲に反対されたときの対処法

「親や周囲の人が反対をして仕事を辞めることができない」という人もいると思います。
- 倍率の高い大手企業へ就職した
- 難関企業へ就職できた
- 難易度の高い試験を経て就職した
- 親戚や家族の紹介で就職した
など、あらゆる理由で周囲の人から「仕事を辞めない方が良い」と言われる人はいると思います。
しかし周囲の人からどんなに意見をされても、最終的に仕事を辞めるか決めるのは自分です。自分の人生は、自分で決めるべきです。
周囲の人は、あくまでも意見を出してくれている程度に考えて、思った通り行動を起こしましょう。
また誰かの紹介で働いている場合、紹介者には仕事を辞める前に一言伝えましょう。事前に辞める話を伝えておくことで、トラブルが避けられます。ひどい辞め方をして、紹介者の顔に泥を塗らないためにも、かならず一言伝えておきましょう。紹介者にマージンが発生している場合は尚更です。忘れないようにしましょう。
仕事を辞めるときの注意点やトラブル対処法

仕事を辞める直前に嫌がらせや問題が起こる可能性もあります。退職届を出したことに対して、感情的になる上司や嫌がらせをはじめる同僚もいます。またひどい場合は、退職届を出した途端にクビ宣告をする企業も。そんなトラブルに巻き込まれた際の対処法や注意点を紹介します。
パワハラや嫌がらせを受けたときの対処法


退職を決めた瞬間に怒りからパワハラをする人たちもいます。パワハラを受ければ、満期まで仕事を続けるのは困難。ひどければ「今すぐに仕事を辞めたい」と感じる人もいると思います。
そんなときは無理に我慢をせずに『やむを得ない理由がある場合』として即時に退職をしましょう。これは民法第628条で決められている法律です。企業側も反対をすれば法律違反になります。ひどいパワハラを受けた場合は、この理由を出して即時退職をしましょう。
パワハラは心身を傷つける行為です。パワハラが原因でうつ病になる人もいます。我慢せずに逃げ出しましょう。
退職が受理されなかったときの対処法


前述にも書いた通り企業側が理由を押し付けて、退職届を受理してくれない場所もあります。日給制(日給月給制を含む)・時給制の雇用の人は、民法627条1では解約の申入れの日から二週間を経過することと認められています。二週間後には辞めても問題ありません。
また期間の定めのない雇用であり、月給制の人は民法627条2で、解約の申入れは、次期以後についてすることができる。ただし、その解約の申入れは、当期の前半にしなければならない。 (※月末締めの場合、前半(1~15日)であれば月末。後半(16~31日)であれば翌月末。)と認められています。
この他にも雇用形態によって退職ができる期間が法的に決められています。どんな理由でも自分の意思で、仕事を辞めることはできます。無理な発言をされても認めずに辞める意思を貫きましょう。
急遽クビになってしまったときの対処法


退職届を出したら、その場でクビになった…そんな話をよく耳にします。しかし今すぐに会社を辞めたいわけではない場合、困ると思います。
実は退職届を出して、すぐにクビ宣告を行っても、民法627条が有効となり2週間後が退職日になります。そのため交渉次第では2週間後までは働けます。ただし相手が激怒し「もう来るな」と言っている状況であれば、会社に居続ける方が困難です。法的に問題なくても、人間関係が壊滅する可能性もあります。
こういった状況でも会社に居続けた人の大半は、精神的に辛くなり、すぐに辞める人がほとんどです。「退職宣言をしたら嫌がらせを受けた」「パワハラがひどくなった」という意見もあがります。もし退職届提出後にクビ宣言をされたら、素直にその場で辞めてしまうことも視野に入れましょう。
「今月分の給料が入らなくなる」という場合は、一時的にアイフルやプロミスで融資を受けて凌ぐのもありです。精神的に苦しい状況を過ごしたうえで、仕事を続ける価値があるのか、いまいちど考えてみましょう。
「仕事を辞めたい」と思ったら自分を第一に考える

仕事を辞めたいと考えたらまずは自分の気持ちを第一に考えて行動を起こしましょう。近年、日本では過労死が増えています。
「長時間労働や不規則な時間の勤務などが続くと、食事も不規則になり、十分な睡眠・運動時間がとれないことなどから、高血圧や高血糖、脂質異常、肥満などのリスクも高まります。また、忙しさで健診も受けなくなったり、受けて異常を指摘されても放置して受診せずということもあるでしょう。そうすると、脳血管や心臓の疾患のリスクも高くなる場合があります。高血圧などはとくに自覚症状はないため、気づかないまま悪化して重大な疾患を発症するケースが出てきます。さらに、心身への強いストレスなどを経験すると、さまざまなことが悪循環としてリスクを高め最悪の事態が起こり得るのです」(引用元:「過重労働で命を削らないために」 過労死リスクの“気付き”になるセルフチェック)
このニュースでも紹介されている通り、過労死は心身ともに強いダメージを与えます。
本来仕事は、自分の生活を豊かにするための報酬を得る目的で行うものです。しかしその仕事が生きることを苦しめる原因になっては意味がありません。体調や精神的に不良が起きれば、寿命も縮まります。自分が苦しむことで家族や友達など周囲の人を傷つける可能性もあります。
パワハラやセクハラも同じです。自分が苦しい状況に陥ってまで続ける意味はありません。自分の生活を第一に考え、充実した生き方が送られるように考えることが重要です。
「仕事を辞めたい」と思ったら、悩みを抱える前に行動を起こしましょう。「仕事は人生を豊かにするための道具」くらい、楽な気持ちでいましょう。