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医療ローンの審査を受ける前に知るべき重要事項
美容整形、レーシック、歯列矯正、審美治療、脱毛など保険適用外の高額医療を受ける際に強い味方になってくれるものが医療ローンです。
基本的に医療ローンは高額療養費制度が利用できない保険適用外の治療を受ける際に利用することができます。自由診療(保険適用外治療)を受けるときに便利です。

医療ローンは”なりたい自分”になるための便利な手段です。
- 美容整形
- 脱毛
- 育毛
- 歯列矯正、審美治療、インプラント治療
- エステ
- レーシック
- がん治療
など、美容医療から先進医療まで幅広い自由診療で医療ローンを組むことはできます。また医療ローンには次のような事前に知っておくと便利な情報がいくつかあります。審査を受ける前にチェックをしておきましょう。
医療ローン審査ポイント1:20歳以上65歳未満が有利
基本的に医療ローンの審査が受けられる年齢は20歳以上65歳未満の人です。ローン会社も返済能力のない人にお金を貸すことはできません。そのため働くことができる20歳から65歳までの人をターゲットに審査を行います。
ただし20歳以下の未成年者・高校生は保護者の同意があれば審査を受けることができる場合もあります。また保護者は同意をすると共に保証人として契約をしなければいけません。万が一、返済が滞ってしまった際に保証人である保護者が代わりに返済をするためにも契約が必要になります。
そんな大金どこから?って言う人多すぎます。医療ローンというものがあって、保護者の許可がありバイトでもローンに通れば組めます。
整形する人は大金稼ぐために体売ってるんだろとか勝手に決めつけられるの本当に嫌だ。みんな苦しみながら死ぬ気でちゃんと稼いでるのに。— naz (@alphabet_s660) 2019年2月16日

もし未成年者が医療ローンを組んで施術をする場合は、カウンセリングや見積もりを受け取った際に詳細を確認しましょう。
医療ローン審査ポイント2:職業によっては審査に落ちる
医療ローンの審査は職業が重要視されます。大手企業の会社員であれば問題ありませんがアルバイト、派遣、自営業は審査に落ちてしまう可能性があります。とはいえ安定した収入があれば問題ありません。フリーランスの場合も同様です。毎月しっかりと安定した収入が得られていれば問題ありません。
とはいえ、勤続年数が1年未満の場合は審査に落ちてしまう可能性もあります。収入が高くても勤続年数が短ければ「仕事が続くかwからない」と判断され医療ローンの審査に落ちるケースもあります。「安定した仕事をしているから」と言って安心しきることは禁物です。
しかしキャバクラ、風俗などの水商売全般は審査に通りません。どんなに毎月たくさんの収入があっても「安定した収入を得られる職業」と判断されなければ医療ローンの審査を通過することはできません。

このように職業が原因で審査に落ちてしまう可能性もあります。キャバクラや風俗、ホストクラブなどの水商売をしている場合は、一度店舗に医療ローンの相談を行い、アリバイ会社を利用できるか確認を取りましょう。アリバイ会社とは本来勤めていない企業に在籍をしているテイにするもの。
水商売の業界では賃貸やローン審査の際にアリバイ会社を利用できるように、あらかじめ企業提携をしているお店もあります。面接の際にそういった説明がなかった場合でも、相談をするとアリバイ会社を紹介してくれることもあります。水商売で医療ローンを考えている人は、まずはアリバイ会社の有無について店舗側に相談をしてみましょう。
また主婦や家事手伝いの場合も無職として判断されてしまいます。無職扱いの場合、医療ローンの審査を通過するのは極めて困難。扶養者や保証人を立てられなければ医療ローンは組めない可能性が高くなると考えておきましょう。世帯収入が高い人や土地などの財産を複数所有していれば医療ローンが組めることもあります。
医療ローン審査ポイント3:金銭・債務問題は審査に落ちるポイント
過去にクレジットカードや携帯料金を長期間未払いのまま放置にした経験がある人や債務整理を行なった人は要注意。医療ローンの審査に落ちてしまう可能性が高くなります。

このように過去の支払い忘れが原因で医療ローンの審査に落ちてしまったという人は珍しくありません。
また総量規制に引っかかってしまい医療ローンが組めないケースもあります。総量規制は年収の3分の1以上の借入ができないというもの。高額な施術を受けようと考えている場合は、総量規制についても頭の片隅に置いておきましょう。
医療ローン審査ポイント4:100万円以上の施術には頭金の支払いも
美容医療や審美治療、がん治療などの施術の中には100万円以上の高額なものもあります。高額な施術目的で医療ローンの審査を受ける場合は頭金を用意した方が審査に通りやすくなります。一般的に医療ローンは頭金は不要です。
しかし高額な施術の際に医療ローンを使う場合、借入額も大きいため「収入に見合っていない」と判断され、ローンが組めない可能性が高くなります。どんなに安定した収入があっても、このように判断されてしまえば医療ローンの審査には落ちてしまいます。
ここで便利なものが頭金です。ある程度のまとまった金額の頭金を用意しておくことで、借入額を減らせます。借入額が減ればローン会社の負担も減るため、審査に通りやすくなります。頭金の金額については施術やローン会社によっても異なります。あらかじめ確認をしておきましょう。
医療ローン審査ポイント5:医療ローンは会社を選べない
医療ローンは基本的に施術を受ける病院と提携している会社以外を利用することができません。そのため金利を比較したり、返済プランを他社と見比べることができません。施術する病院が「医療ローンは●●という会社を使ってください」と言えば、それ以外を選べないと思ってください。
美容外科やエステサロンは医療ローンフレックスを利用しているケースが多いです。大手や系列店がいくつもある病院は、独自の医療ローン会社を用意している場合もあります。なるべく契約前にどこのローン会社を使い、支払い方法、金利、返済回数を事前にチェックしておきましょう。
医療ローンの審査は
- 施術メニューの決定
- 医療ローン申し込み用紙記入
- 医療ローン電話確認(電話で担当者と話をする)
- 医療ローン審査
- 医療ローン審査結果連絡
- 契約
このような流れで行われることが主流です。審査前に本人確認および項目確認のために電話でローン会社の担当者と話をするケースが多いです。
このときに勤め先へ在籍確認があるかの確認も可能です。もし在籍確認がある場合でも焦る必要はありません。基本的に在籍確認の電話は会社名は名乗らず「田中です。●●さんはいらっしゃいますでしょうか?」と個人名を名乗ります。そのため勤め先にローンを組むことはバレません。
ただし自宅に確認の連絡が届く場合は、事前に「個人名を名乗って欲しい」と希望を伝えてもローン会社の名前を伝えられてしまう可能性があります。家族にバレたくない人は、その旨をローン会社の担当者に相談しておきましょう。
契約の際には引き落としに使う銀行口座のキャッシュカードまたは通帳、印鑑、身分証明書が必要です。未成年者は親の同意書も必要になります。忘れないように気をつけましょう。
審査の流れ、契約の仕方、持ち物などについては多少ローン会社によって違いはありますが大半は上記のような流れになります。医療ローンは審査後から契約までの流れがスピーディーです。場合によっては審査に3日〜10日前後の時間が必要なケースもあります。どちらにしても審査に通り契約ができれば、確実に施術も受けられます。
医療ローンの審査に落ちてしまったら?

医療ローンの審査に落ちてしまったら、すぐに再審査を受けることは避けましょう。最低でも6ヶ月以上の期間を開けなければ、今後他のローンを組む際にも不利になってしまいます。
また何度も審査を受け続けると履歴が残ってしまいます。履歴が残れば新規クレジットカード作成や携帯割賦を組む際にも不利な状況になります。医療ローンの審査に落ちてしまったからと焦らないようにしましょう。
万が一、医療ローンに落ちてしまった場合、病院やクリニックによっては審査先を変更できます。提携している金融機関や医療ローン会社が複数ある場合、別の場所で再審査を行えます。
もし医療ローンの審査に自信がない場合は、事前に複数のローン会社の審査が受けられるか確認をとっておきましょう。命に関わる治療を受けようと考えている場合は、万が一に備えても絶対に確認をしておきましょう。
また医療ローンの審査に落ちてしまったときは、カードローンやクレジットカードを利用することもおすすめです。
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カードローンは24時間自宅にいながら申し込みも可能なうえに、審査も早くタイミングが良ければ1時間以内に借入ができます。医療ローンの審査に落ちてしまっても「どうしても急ぎで施術を受けたい」というときはカードローンを使うことをおすすめします。
医療ローンは返せる見込みがなければ審査に落ちる!

医療ローンは医療目的以外に利用することができないローンです。高額な自由診療を受ける際に便利なローンと考えておきましょう。
また医療ローンは誰でも簡単に組めるものではありません。”医療”という文字がつくと手助けを受けられそうなイメージから「審査が簡単なのでは?」と思い浮かべる人も多いと思います。しかし医療ローンも医療ローンはクレジットローンなのでショッピングローンと内容はほとんど変わりありません。
医療だからといって審査が簡単になることはありません。もちろん金利が安くなったり、安価に利用ができることもありません。その点には注意をしましょう。
そして医療ローンは返済ができる見込みのない人は組めない仕組みとなっています。安定した収入、金融事故の有無、職業…審査基準をクリアできなければ医療ローンは組めません。万が一、審査に落ちてしまった場合は、上記でも紹介した通りその時の対処法も考えておくことが重要です。
美容治療(美容整形、脱毛、エステなど)も含まれていますが、あくまでも医療ローンは”医療”を目的としたローンです。病院やクリニックによっては施術を受けながら自宅でケアをするための用品を販売していることがあります。補正下着、化粧品、美顔器などの製品は場合によっては医療ローンが組めない可能性があります。そういった場合は、美容外科やクリニックの用意しているショッピングローンを再度組まなければいけない可能性もあるので注意をしましょう。
多様化する医療技術の中で健康や美容を維持するためにも、医療ローンはとても便利です。