ギャンブルで自己破産するときに知っておくべき3の知識

ギャンブルで自己破産をする人は増えている

手軽なストレス発散法としても人気なギャンブル。パチンコ、スロット、競馬、競輪、競艇、これらのギャンブルは人気が衰えることはありません。それゆえに借金を作ってでもギャンブルを続けようと考える人が非常に多いです。

27歳 営業職
ギャンブルが唯一の息抜き。ついつい営業中にパチンコに行っちゃいます。
44歳 主婦
イライラを発散させるためにギャンブルをしています。家族の世話ばかりでストレス発散や楽しいこともないので。。
57歳 自動車関係
勝ったときの快楽が忘れられず依存症に。毎月50万円以上ギャンブルに使ってます。

一度ハマると簡単には抜け出せないと言われている通り、ギャンブルが原因で自己破産をする人もいます。

今後、日本にはカジノ施設もできるため、さらにギャンブルで自己破産をする人が増えると予想されています。

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そこで今回はギャンブルが原因で自己破産をする場合、絶対に知っておくべき3つのポイントを紹介します。また合わせて知っておくと便利なノウハウも紹介します。

ギャンブルで自己破産を考えているときに知るべきこと

ギャンブルで自己破産を考えている人は、まずは下記の3点を覚えておきましょう。「自己破産できるか不安」という気持ちが解消されるに違いありません。

1.ギャンブルで自己破産は可能!

「ギャンブルが原因で自己破産できない」という話を聞いた経験はありませんか?

最近もマイナビニュースでこのような問題が取り上げられていました。

こちらは小学生の子供が2人いる4人家族の主人がギャンブルで借金を作り、自己破産ができないというニュース。貯金もなく支払いに追われる日々にストレスがたまり、生活を切り詰め苦しい思いをしていると記事内容。この中では「ギャンブルが原因で自己破産をする場合について」も下記のように書かれていました。

ただし、実際に自己破産をすることは難しいでしょう。自己破産とは、すべての債務の支払義務が免除されるということ。会社には返済を続け、金融機関の債務は免責というわけにはいきません。したがって、自己破産をしてなおかつ、これまでどおり働き続けることは、精神的に無理があると思います。もうひとつの理由として、借金の要因が主にギャンブルという点です。原則、ギャンブルによる債務に対しては自己破産をしても免責を得ることができません。

(引用元:マイナビニュース「36歳子ども2人。貯金ゼロで毎月7万円以上の借金返済」

調べてみると破産法252条1項に「ギャンブルで多額の債務を作った場合は免責不許可が原則」と六法全書に書かれています。

「免責」とは普通なら負うべき責任を問わずに許されることです。
自己破産の手続きは「破産手続開始」と「免責許可」の二つの申し立てによって構成されています。そのため自己破産を成立させるためには「免責許可」が必要になるのです。

これだけをみると「法律上定められていればギャンブルで自己破産はできないのかもしれない」と思うかもしれません。

しかし実際はギャンブルが原因でも自己破産はできます。裁判所によっても異なりますが近年はなるべく免責を認める傾向にあります。

  • 賭博行為、ショッピングでの著しい浪費行為
  • 偏波弁済
  • 隠匿行為
  • 偶然の利益を目的とした行為(投資、仮想通貨、FXなど)

上記は免責不許可になる例です。近年はこれらも含め全体的に免責を認める傾向が強くなっています。そのため「ギャンブルで自己破産をした人の体験談」は珍しくありません。

またギャンブルでも免責が認められる人には共通点があります。それは誠実な態度で手続きに臨む人です。

本来、自己破産とは多重債務者を救済・更生させる目的て作られた制度です。多重債務者と同じようにギャンブルで苦しむ人たちも「救済・再生させるべき」と裁判官に判断されれば、自己破産はできます。

「本当に生活が苦しい」「ギャンブルから足を洗いたい」「借金を全てゼロにして新たな生活を送りたい」そういった意思をしっかりと裁判官や担当弁護士および専門家に伝え、誠実な態度で手続きに臨んでください。これがギャンブルでも自己破産をする最速の近道です。

2.ギャンブルで自己破産をするときは嘘をつかない

ギャンブルで自己破産を希望する人の中には嘘をつく人がいます。上記でも説明した通り「ギャンブルが原因の場合、自己破産の手続きができない」という話が有名なため「借金理由を誤魔化せば良い」と考えている人がいます。またギャンブルで借金をつくったことに恥ずかしく思い、見栄を張り嘘をつく人もいます。

しかし嘘は禁物です。絶対に最終的にバレてしまいます。

裁判官
どうして借金ができたのか理由を教えてください。
依頼者
借金ができた理由は収入が少なく生活費が足りなくて…
裁判官
調査をしたところ、収入は十分あったと思いますが?
依頼者
あ。。

このような直接的な会話をするケースは稀ですが、似たようなことに陥る人がほとんどです。

まず自己破産の手続きを行う際に弁護士や裁判官が不審なお金の動きがないか、しっかりと調べあげます。その際にギャンブルや投資などの免責不許可事由が見つかった場合、どんなに交渉をしても「自己破産ができない」と判断されてしまいます。

このようなことにならないためにも嘘をつくことは絶対にいけません。もし少しでも矛盾が起きれば信用が失われます

信用がない=自己破産ができなくなる可能性が強く考えられます。「借金について詳しく話したくない」と思っても、弁護士や検事には正直に理由を話しましょう。理由を話さないことで全てが台無しになっては、意味がありません。自己破産を決断したあとに割いてきた時間も費用も全て無駄になることもあります。

3.生活の再建を願うなら即行動が鉄則

ギャンブルで自己破産をした9割は、生活の再建を願って行動を起こした人たちです。

41歳 配送員
配送関係の仕事をしています。お客さんに厳しい言葉をかけられた日や仕事がうまくいかなかった日は、帰りや休憩中にパチンコ屋に駆け込むようになりました。休日は朝から晩までパチンコ屋にこもってギャンブルざんまい。気が付いた頃には給料の全額をパチンコにつぎ込むようになっていました。

「お金がない」と思いながらもパチンコはやめられません。足りない生活費は消費者金融で借りて賄いました。大手消費者金融(プロミス、アイフル、アコム、モビット)からは借りられなくなり、最終的に街金でも借金を作りました。借金はどんどん膨れて返済ができないくらいまで大きくなりました。一時期「闇金からお金を借りよう」と考えた経験もあります。

しかし久しぶりに田舎の両親に会ったとき「これじゃダメだ」と思いました。そしてギャンブルで自己破産をしようと決めました。

自己破産申請を行うと同時に転職活動もはじめました。慣れ親しんだ配送関係の仕事を続ければ自分の意思に負けてパチンコ屋に行きそうだと思ってからです。

そして思い立ったら吉日。すぐに法律事務所に足を運びました。その後は自己破産手続きもトントン拍子に進み、生活を再建することができました。今ではパチンコに興味もありません。

ギャンブル自己破産体験談を見ていると下記のような理由で自己破産を決意する人が多いです。

  • 家族や友人など周囲の人がキッカケになった
  • 今ある生活に焦りを感じた
  • 将来が不安になった
  • 新規でお金を借りることができなくなった
  • 闇金に手を出すか悩んでいる

生活を再建して心身ともに辛い日々から抜け出すには、自己破産は最適です。もし「今ある生活から抜け出したい」と思ったら即行が鉄則です。

自己破産を決めたらすぐに手続きをするための行動をとってください。ダラダラ悩んでいる時間はありません。と、いうのも返済日は待ってくれません。返済日にお金が返せなければ給料や財産の差押えも考えられます。苦しい状況がさらに辛く大変なものになる可能性も考えられます。

また借金を返済すれば空き枠ができます。キャッシングの空き枠は貯金ではありません。立派な借金です。しかしギャンブルに依存してしまうと、感覚が鈍り「使えるお金が増えた」と勘違いしてしまう人がいます。そのため空き枠ができれば新たにギャンブルに出かけてしまう可能性もあります。

借金を作らない=誘惑に打ち勝つことです。いち早く借金をゼロにするためにも自己破産を決断したら即行動を起こしましょう。

ギャンブルで自己破産をする前に!メリット・デメリットに要注意

自己破産にはメリットとデメリットがあります。

ギャンブルで自己破産をするメリット:借金がゼロになる

自己破産の最大のメリットは借金が帳消しになることです。消費者金融や銀行から借りているお金が全額免除になれば、肩の荷が下がるに違いありません。全額免除にならなかった場合でも一部免除や減額、猶予などの処置を置かれることもあります。

どんなケースでも今ある状況よりも確実に楽になります。働きづめで休みが取れない、借金に苦しみ何も楽しめない…そういった人は全てから解放されるでしょう。

ギャンブルで自己破産をするメリット:生活をやりなおせる

借金がなくなれば生活を一からやり直せます。クレジットカードやカードローンを使わない、自分で稼いだお金だけを使った生活が送れます。もし生活が苦しければ国から生活保護などの支援を受けることも可能です。

  • 新たに一からスタートしたい
  • 心機一転借金を作らない生活を心がけたい
  • ギャンブル依存症から抜け出したい
  • ギャンブル依存症の治療に専念したい

そういったときには非常に役立ちます。借金のなかった頃の生活を取り戻せるということは、気持ち的にも楽になるものです。

ギャンブルで自己破産をするデメリット:ブラックリストに登録される

信用情報機関と呼ばれる場所に債務履歴は残ります。

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借入をした場所や金額、返済履歴、金融事故(債務整理)など全ての履歴が信用情報機関には登録されています。一度情報が登録されると5年間は消えません。そのため5年間はクレジットカードやカードローン、キャッシング、ローンの新規作成ができなくなります。医療ローン、住宅ローン、教育ローンなど生活を送る中で必要となるローンも新規契約できません。

自己破産をはじめとする債務整理および金融事故は社会的信用を失うことになります。登録の消えない期間中は「社会的信用がない扱いになる」と考えてください。これが自己破産の最大のデメリットです。

ギャンブルで自己破産をするデメリット:闇金から連絡が届く可能性がある

闇金業者は自己破産をした人の情報を独自に入手するルートを持っています。そのため一度でもブラックリストに情報が登録されると闇金からの連絡が届く場合があります。もちろん無視をすれば問題はありませんが、誘惑に負けてしまい借入をすれば地獄のはじまりです。

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闇金は強引な取り立て、違法な貸し出しをする悪徳業者です。魅力的な謳い文句で「借入をしたい」と思わせます。しかし借りてしまえば全てが終わると考えてください。

闇金業者から抜け出す手段は専門家(弁護士、司法書士)に依頼をする以外の方法がありません。もちろん依頼をすれば費用がかかります。自己破産でも費用がかかり、そのうえ闇金との破断のためにもお金がかかると考えれば…最悪です。手間も二重にかかります。絶対に闇金だけは避けるように気をつけてください。

ギャンブルで自己破産をする方法は簡単

ギャンブルで自己破産をする方法は簡単です。

  1. 専門家に依頼をする
  2. 専門家の指示に従い資料作成をする
  3. 手続きをする

ギャンブルが原因で自己破産をする場合は、先ほども書いた通り弁護士や司法書士を経由して手続きを行わなければ免責許可が降りない可能性があります。そのため絶対に弁護士や司法書士を経由して手続きを行う必要があります。

個人で自己破産の手続きを行うこともできますが専門家を利用しなければ、うまくいかずに時間と費用を無駄にすることもあります。最初から失敗をしないためにも専門家に頼りましょう。

イストワール法律事務所は日本全国どこに住んでいても相談ができます。もちろん相談費用は無料です。「自己破産をするか悩んでいる」ときは一度相談をしてみましょう。

また最終的な費用の支払い方法は分割払いや後払いも可能です。「自己破産をしてお金がない」「費用の支払いができるか不安」という方でも安心して利用ができます。

ギャンブルや借金が原因で苦しい生活を送っている人は、一度自己破産について本気で考えてみましょう。今以上に心身ともに楽な生活が送れることに違いありません。将来安心して生活を送るためにも、検討してください。

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