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クレジットカードの支払いを1週間滞納したらどうなるのか
クレジットカードは買い物をしたり、公共料金や携帯代、通信費の支払いをするのに便利な道具です。
お金がないとき、給料日までのつなぎにクレジットカードを使う人も多いと思います。そんなクレジットカードの支払いを1週間滞納したらどうなるのでしょうか?実際にクレジットカードの支払いを滞納すると起こる問題と合わせて紹介をしたいと思います。
クレジットカードの支払いを1週間滞納したときの体験談
滞納したクレジットカード会社 | JCB |
支払合計 | 50,000円 |
延滞金を含む支払い合計(7日目の金額) | 50,140円 |
クレジットカードの支払いを滞納した理由は銀行口座の残高不足。給料が計算よりも少なく少なく、支払いができない状況になっていました。しかしクレジットカードの支払いをしていないことに気が付いたのは滞納の連絡が届いてからでした。
今回はそのときの体験談を紹介します。
クレジットカード支払日当日
いつも私は給料日の25日にクレジットカードの支払額を差し引いた金額を下ろします。給料明細や口座の残高は確認をあまりしないので「今月の支払いは家賃とクレジットカード合わせて11万円(家賃6万円+クレジットカード5万円)。じゃあ5万円は引き出しても問題ないだろう!」と何も考えずにお金を下ろしました。
クレジットカードの支払日当日。銀行口座から引き落とされているか確認をしませんでした。そのためクレジットカードの支払いができていないことにも気が付きませんでした。
クレジットカード滞納1日目
クレジットカードの支払い期日の翌日。普通にクレジットカードを使ってショッピングができました。支払いも済ませていると思っていたので、何も考えずに普通に利用をしていました。このとき、まさかクレジットカードの支払いを滞納しているなんて…一切考えていませんでした。
クレジットカード滞納2日目・3日目
この時点でもクレジットカードの支払いを滞納しているとは気がつきませんでした。使っていませんがクレジットカードの利用はできると思い込んでいました。
クレジットカード滞納4日目
クレジットカードでショッピングをしようと思ったところ、カードが使えないことが発覚。「なんで使えないんだろう?」「壊れてるのか?」と思い、その場は現金で支払いを済ませました。クレジットカードが使えなかったことを深く考えずにいました。「また明日には使えるようになっているだろう」と思い込んでいました。
クレジットカード滞納5日目
携帯に電話がかかってきました。
突然の電話に驚きましたが支払いを済ませている気でいたので「口座にお金は入れました」と伝えました。

このように言われ、確認後に明日電話をすると伝えて連絡を切りました。このときに延滞金に関する説明もありました。
電話を切った後、慌てて口座の確認をしたら…引き落としができていなかったことが発覚。給料が計算よりも少なく家賃を差し引くとクレジットカードの引き落とし分が1,000円ほど足りていない状況でした。
すぐに足りない分のお金を用意して、支払いを済ませようと思いました。
クレジットカード滞納6日目
約束通り、翌日に債務管理センターに電話をかけました。そして支払いができていなかった件を伝え「今から支払いをする」と伝えたところ延滞金を含む合計金額と振り込み口座の案内を受けました。
その後はすぐに支払いを済ませ、翌々日にはクレジットカードの復旧も完了し、使えるようになりました。
またクレジットカード滞納6日目に催促状が自宅に投函されました。これは支払いを終えていたので破棄をしても問題ないとのことでした。
クレジットカードの滞納をして気が付いた点

今回クレジットカードの滞納をして、いくつか気が付いた点があります。
4営業日前後からカードの利用停止がスタート
各金融機関からクレジットカード会社に振り込み結果や通知が届くのは2日〜3日といわれています。そのため支払い期日翌日や翌々日はクレジットカードの利用ができる場合があります。支払いが済んでいないからといって、かならずしも翌日にクレジットカードが利用停止になるわけではありません。
延滞金は支払い期日翌日から発生
延滞金は支払日の翌日から発生します。延滞金は各クレジットカード会社によって異なりますが数百円前後の延滞金が毎日加算されると考えてください。塵も積もれば山となるという言葉の通り、気が付いた頃には延滞金が恐ろしい金額になる可能性もあります。
支払いの完了確認を行わなければいけない
催促状や滞納に関する連絡は早くても支払期日から4日〜7日前後かかります。それまでの間に滞納していることに気がつけなければ、延滞金が積もります。クレジットカードが使えない、情報が傷つくなど滞納をしても良いことはありません。支払日(引き落とし日)のあとは、かならず支払いの完了確認をしましょう。
職場や自宅に電話はかかってこない
催促の連絡は最初は携帯電話、次に自宅、最後に職場という流れでかかってくるそうです。携帯電話に連絡が届いた時点で電話にでれば、自宅や職場に連絡はいきません。
いろいろと十分に気をつけなければいけません。
クレジットカードの支払いを滞納をすると起こる問題
まずクレジットカードの支払いは1日でも滞納をすれば、いくつか問題が起こります。
クレジットカードが使えなくなる
クレジットカード会社によっては支払日翌日からカードの利用ができなくなる場合もあります。クレジットカード会社によっては「滞納後3日間は使えた」「1週間は問題なく利用ができた」という人もいます。実際に今回も支払い期日から3日間はクレジットカードが普通に利用できました。
しかしクレジットカードの支払いを滞納している時点で、いつカードが利用停止になってもおかしくないと思ってください。
またクレジットカードの支払いを無意識に滞納した人の中には、こんな人もいます。

僕はクレジットカードとICカードが一体型になっているものを普段から愛用しています。オートチャージ式なので現金チャージができないカードになっています。
会社に行くときは、このクレジットカードとデビットカード以外は持たずに出かけています。そのためクレジットカードの支払いを忘れればカードが利用停止になり通勤もできなくなります。現金を持ち歩かないので切符も買えません。
この問題が過去に起きてしまったことがあり、会社に迷惑をかけました。
彼のようにクレジットカードが止まることで
- 交通機関の利用ができなくなった
- 携帯電話が使えなくなった
- 水道や電気が止まった
- 家賃を滞納した
という人は多いようです。
クレジットカードをライフラインにしている人は支払いを滞納しないように注意をしなければいけません。いつも通りの生活が送れなくなる可能性もあります。
延滞金が発生する
クレジットカードは1日でも滞納をすれば延滞金(遅延損害金)が発生します。ショッピング利用の延滞金の上限は年率14.6%までと決められています。この年利がクレジットカードの支払い期日から支払い完了日までの日数で算出されます。
クレジットカード会社によっては決められた日数内は延滞金が発生しないところもあります。また延滞金(遅延損害金)の年利が安く設定されている会社もあります。クレジットカードの延滞金については、各社ホームページや契約書を確認してみましょう。
信用情報にキズがつく
金融に関する情報は個人情報信用機関という場所に保管されています。クレジットカードの支払い滞納や金融事故などがあった場合、この個人情報信用機関に情報が登録されます。情報が登録されるとローンの新規契約ができなくなったり、クレジットカードを新たに作ることができなくなります。
個人情報信用機関に「クレジットカード支払い滞納情報」が登録されるのは、延滞が61日以上続いた場合です。約2ヶ月クレジットカードの支払いを滞納すると個人情報信用機関に登録されると考えてください。
また61日経っていない場合でもクレジットカード会社独自のシステムに滞納情報が登録される可能性があります。独自システムなので他者や個人情報信用機関に情報が漏れることはありません。しかしクレジットカードの滞納が続けば、カードの利用停止や強制退会、一括返済を求められることも考えられます。キャッシングやショッピング枠の一時増額も承ってもらえないケースも考えられます。
クレジットカードを使っていく上で利用がしにくい状況になる場合もあるので十分に注意をしましょう。
会員資格喪失通知が届く
クレジットカードの支払い滞納を毎月繰り返すと会員資格喪失通知が届く可能性があります。会員資格喪失通知とは、強制退会のお知らせです。この通知が届けば、所有しているクレジットカードが使えなくなります。
また二度と契約しているクレジットカード会社でカードを作れなくなります。もちろん会員資格喪失通知が届けば滞納金の一括払いも求められます。支払いができなければ解約後、裁判所から支払催促状が届きます。支払い催促状は滞納金、延滞金、利息などをまとめて支払うように命じられるものです。
これが届けば支払いをする以外の方法がありません。無視や拒否をすれば財産の差押えが強制的に行われます。拒否をする権利はないので土地や車、金品が持っていかれる可能性もあります。また差押え可能なものには銀行口座、預金、給料も含まれています。差押えがが行われればライフラインが全て停止するケースも十分にあることを覚えておきましょう。
クレジットカードの滞納をしないために!

クレジットカードの支払いを滞納しないためにも、次の点に気をつけましょう。
毎月支払いが完了しているかチェックをする
ズボラな性格やチェックを怠るタイプの人は、支払い忘れをする可能性があります。
- 支払額の確認
- 支払日の確認
- 引き落としの確認
こちらの3点を毎月守れるように心がけてください。これらをしっかりと守れば支払い忘れは避けられます。
できるだけ支払日の前日、当日または翌日は口座のチェックを行うようにしましょう。またこれらと並行してクレジットカードの料金確認ができるアプリやサイトもチェックをしてください。
滞納しそうと思った時点で分割払いやリボ払いに変更
「クレジットカードの請求額が想像以上の高額で支払いができない!」と思った時点で、分割払いやリボ払いに支払い方法を変更しましょう。次の給料日やボーナス、臨時収入を待っていれば支払いを滞納します。
「払えない」とわかった時点で1週間前までなら支払い方法の変更は可能です。すみやかに変更をして無理のない支払いができるようにしましょう。
どうしても支払いができないときの対処法

支払い自体が厳しいときは電話でクレジットカード会社へ「支払いの相談」を入れましょう。
- 給料日が遅れている
- 収入がなく今月は支払いができない
- 延滞金がかかっても良いから支払日を遅らせてほしい
など、相談をすれば解決法を教えてくれます。支払い方法の変更や延滞の手段、どちらにしても最終的に絶対支払いはしなければいけません。支払いをバックレるのではなく、支払い方の相談をするという認識でいてください。
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クレジットカードの滞納は絶対によくありません。すみやかに返済ができるように行動をしていきましょう。