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市民税滞納が原因で給料20万円が差押えられました
過去に私は市民税の滞納が原因で給料を差押えられた経験があります。
当時の私は27歳。アパレル関係の会社員(販売員)として仕事をしていました。販売員としての成績もよく仕事は順調。毎月手取り20万円は稼げてました。今後は昇格も約束されていて、順風満帆な生活が送れると思っていました。
しかし私は市民税の滞納がバレ、給料の差押えが確定した数ヶ月後に仕事を辞めなければいけない状態になりました。
給料の差押えは突然
給料の差押えに関する告知は突然でした。いつも通り仕事をこなしていると突然、上司に呼ばれました。




ほとんどの会社は、経理担当者または上司や責任者から「市民税の滞納=給料の差押え」に関する告知があります。実際に私も上司から突然「給料の差押え」に関する話があり、驚きのあまり頭の中は真っ白になりました。上司と話を終え、すぐに本社の経理担当者に連絡を入れました。



このような流れになりました。
その後に市役所に差押えをやめるようにお願いの連絡をしました。しかし結果的に給料の差押えを中止できないことに。
そのときの会話が下記の次の通りです。




そうなんです。実は私、過去に市民税を分割払いすると役所に伝え、そのまま支払いを放置した経験があります。
もちろん分割払いに関する連絡や手紙は、自宅に何通も届いていました。しかしそれも全て無視。その結果、今回は給料を全額差押えられることになりました。
市民税滞納がバレ給料全額差押え後の私の生活
給料日当日。私の銀行口座には1円もお金が振り込まれません。貯金もないので家賃や光熱費、携帯代が支払えない…。常に頭の中は、お金でいっぱいの状態になりました。

実はうちの会社は、販売員は自社製品を購入し着用しなければいけません。支払いは給料天引きまたは当日現金払いの二択。お金のない私は、仕方なく給料天引きで数点のアイテム購入をしました。
「来月の給料は手取り17万円か…。この金額でどうやって生活をしよう?」と悩んでいると、さらに追い討ちをかけるように店長からこんな話が。

アパレル業は送別会や飲み会などの行事がとにかく多い。その都度、数千円の出費は当たり前。給料差押え直後のお金のない私にも容赦無く、集金の話がありました。

思い切って、相談もしてみました。しかし「規則だから」と断られ、仕方なく店長に借金をする羽目に。このような出費や生活費、食費などもあり、結果的に私は消費者金融でお金を借りなければいけない状況になりました。
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なんとか給料が差押えられてしまった1ヶ月間は、凌げましたが翌月給料日のタイミングで私は同僚に辛い言葉をかけられました。
「今回は給料差押えされなかったの?」「ちゃんと市民税滞納しないで支払ってる?」と笑い者にされ、結果的に会社を辞めることに。差押えが原因で会社に居づらくなる人は多いようです。市民税の滞納、給料の差押えが原因で人生が180度変わってしまいました。
市民税の滞納は無視してはいけない

今回、給料を差押えられた大きな原因は市民税の滞納を無視し続けたことです。

市役所職員の言う通り市民税の支払い方法はいくらでも相談にのってもらえます。
例えば支払い期日までに間に合わない場合。「間に合いません」と伝えれば、このように返答してもらえるケースもあります。

支払い期日を延長してくれる場合があります。
また市民税の滞納額が大きすぎて支払えない場合は、思い切って「払えない」と相談してもOKです。

- 分割払いでの支払い
- 最低分割金額の提案
- 支払い方法
- 支払い期日
いろいろな相談にのってもらえます。
一度、分割払いのお願いをしている場合でも「支払えない」と思ったら再度連絡をしてみてください。市民税の滞納分をうまく支払う方法を提案してくれます。
市民税の滞納で督促状や差し押さえ予告書が届いたら?

市民税を滞納し続けると、督促状や差押え予告書が自宅に届きます。これらの書類が届いたら、速やかに住んでいる地域の役所に行きましょう。(※住民票の登録がない地域の役所では手続きができません。必ず住民票の登録がある地域の役所に行きましょう。)
- 税務課
- 滞納整理課
- 徴収担当窓口
- 特別滞納整理室
これらの窓口で市民税の滞納や支払いに関する相談ができます。市役所、区役所に行って上記の相談所を見つけましょう。
自治体によっては事前予約が必要な場合もあります。直接足を運ぶ前に、書類に書かれている電話番号に連絡をして確認をとりましょう。
- 本人確認書類(運転免許書、保険証、パスポートなど)
- 支払い用紙
- 印鑑
- 収入状況を示す書類(給料明細、源泉徴収、帳簿など)
- 借金やローンの明細書、家賃の明細書など(※ない場合は不要)
- 返済計画書(※ない場合は不要)
- 家計簿、預金通帳(※ない場合は不要)
持ち物は本人確認書類と支払い用紙、印鑑以外は不要な場合もあります。しかし市民税の滞納分が支払えない状況を証明できる書類は持って行った方が交渉がスムーズです。話を速やかに進めるためにも用意をしておきましょう。
役所に相談をすると良い結果が待っている可能性大!
役所で市民税の滞納に関する相談を直接すると良い結果につながる可能性が高くなります。
- 市民税の差押え中止
- 市民税滞納分の納付を一時的に待ってもらえる
- 市民税滞納分を分割払いに変更してもらえる
- 税金が減額・免除される
このほかにも公的なサービスの提案を受けられる場合もあります。「市民税の滞納分を支払えない!」と思ったら、迷わず役所に行きましょう。
担当職員、役所および自治体によって対応にばらつきがある。また悪質な滞納者と判断されてしまうと一括返済を求められる可能性もあります。十分に注意をしてください。
市民税は滞納理由・生活状況のヒアリングをしっかりと行う!
役所へ足を運んだら市民税の滞納理由、生活状況のヒアリングを担当職員としっかり行ってください。こちらのヒアリングがうまくできないと市民税の滞納額を一括返済しなければいけない可能性もあります。


このように相談をしながら今後の市民税の支払い方法や金額を決められます。
また以前、市役所職員の人たちは市民税が支払えない理由をしっかりと確認したいと考えています。漠然と「お金がない」とは言わず、なぜ支払えないのか具体的な理由を用意していきましょう。
- 家族の出費が多い(学費、介護費など)
- シフトカット
- 減給
- 病気や怪我で欠勤が続いた
- 天災に遭い被災
- 転職
- 離婚
- 投資失敗
- 生活保護の受給
どんな理由でもOKです。まずは用意をして相談をしてください。
家計簿を見せると的確なアドバイスが受けられる
市民税滞納時、驚いたことがあります。役所に毎月つけていた家計簿を持っていったときです。



このように知られざる知識を披露してくれます。また光熱費を下げる方法やネット通信費を抑える裏技を教えてくれる職員の方がいる場合もあります。知識が豊富な職員が揃っているとは断言できませんが家計簿を持って相談に行ってみることをおすすめします。
滞納した市民税は1年〜2年で完納を!
市民税を分割払いでお願いする場合、目安は1年〜2年の完納。これを目安に分割する金額を決めていきます。


このようにハッキリと断られてしまいます。市民税の滞納額が小さければ毎月の支払額を少なくすることができます。しかし10万円以上の金額を滞納していれば、1,000円単位の分割払いは不可能です。現実的に支払える金額を伝えたうえで、交渉を進めていきましょう。


最低額の確認をすれば、答えてくれる職員の人もいます。
最低額でも支払いができない場合は、差押え以外の手段が選べないケースもあります。そういったときは、収入と支出、生活状況を証明する書類があると交渉がうまく行えます。家計簿や給料明細は、すぐに出せるようにしておきましょう。
市民税はどんなに滞納しても必ず返済が必要

市民税は絶対に支払わなければいけないものです。どんなに滞納をし続けても、最終的には支払わなければいけません。
市民税は国民健康保険や国民年金よりも差押えのスピードが早いといわれています。滞納や支払い拒否を続ければ、給料はもちろん銀行口座の凍結、家主に預けてる保証金、自動車なども簡単に差押えられます。一家で同じ住宅に住んでいれば、家族の保有する財産も差押えられます。
市民税は借金をしてでも支払わなければいけないと言われているくらい重要です。市民税を滞納しているならば、生活や支出を見直し、かならず支払いができるように努めてください。
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また市民税滞納時、私の担当をしてくれた職員さんは、このようなアドバイスをくれました。

高額な家賃、贅沢な生活、食費や遊び代…削れるものは徹底的に削ってください。節約は借金よりも簡単です。手軽に今日からはじめられます。贅沢を敵と考える必要はありませんが今ある危機的状況を逃れるためには、我慢も必要です。
職員の人によっては、生活や支出の見直しに関するアドバイスをする人もいます。また嗜好品(タバコやお酒)をやめるように進める人もいます。
どんな職員も市民税の滞納額を早く完納して差押えの危機から逃れるためを思って答えてくれています。絶対に反抗的な態度や喧嘩腰で話をすることだけは避けましょう。