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リアルなお金持ちの生活
日本人の平均年収は2017年求人サイトの調べによると年代別で下記のようになりました。
20代 346万円
30代 455万円
40代 541万円
50代 661万円
男性よりも女性の方が平均年収が100万円ほど低い結果も出ました。働く女性の割合が低いことから平均年収が低くなったと考えられます。
この平均年収を見ても分かる通り、年収1,000万円は大きな壁です。50代は「年収1,000万円で税金や雇用保険などの差し引きがあり手取りが700万円前後」という人もいました。
しかし、年収1,000万円を稼ぐことができている人はほんの一握りです。
普通のサラリーマンやOL、フリーターで年収1,000万円以上稼ぐことはとても難しいもの…。そこで、今回は誰でも平均年収1,000万円以上を稼ぐことができるノウハウや実際に年収1,000万円以上稼げる人の職業やライフスタイルを紹介します。
億万長者など非現実的なお金持ちではなく、努力次第では自分もなることができる「リアルなお金持ちの生活」について深掘りしたいと思います。
年収1,000万円以上の手取りはどのくらい?
まず一概に「年収1,000万円」と言っても、純粋に手取りが1,000万円ではありません。所得税、住民税、健康保険(社会保険・国民健康保険)、厚生年金、雇用保険など給料から引かれるものがあります。
給料(支給額)と実際に受け取る金額が異なる理由はこれらの差し引き分があるからです。そのため、年収1,000万円を稼げる人でも実際に手元にくるお金は700万円〜800万円前後になります。
税金や福利厚生など、業種や所属する会社によっても異なります。個人事業主や起業して経営者をしている人も大きく違いがあります。一概には言い切ることはできませんが、大体年収1,000万円を稼ぐ人は手元に平均700万円くらいが残るとイメージをしておきましょう。
もし、手元に1,000万円を残したい場合は年収が最低でも1,600万円に到達出来ていなければなりません。年収手取り1,000万円を目指す方は年収1,600万円を目指しましょう。
年収1,000万円以上を稼げる人はどのくらい?
では、年収1,000万円以上を稼げる人は実際に日本にどれぐらいいるのでしょうか?
・高級住宅街に住んでいる人は絶対に年収1,000万円稼いでいそう
・お隣さんの駐車場にはフェラーリが停まっているから年収1,000万円以上は絶対に稼いでる
・友達はシャネルの新作バックを持っていたからお金を稼ぐ人に違いない
など、憶測で周囲の人たちがお金を稼ぐ人に見えたことはありませんか?
実際に日本で年収1,000万円以上稼げている人たちは4%。これは100人に4人の割合ということです。
ただし、この割合はしっかりと稼いだお金の中から税金を支払っている人の割合です。脱税をしている人や上手く税金を誤魔化している人はカウントしていません。そのため、副業などでお金を稼いで年収1,000万円以上稼いでいる人は実際にはもっと多く存在しています。
しかし、正々堂々と税金を納めて年収1,000万円以上稼いでいる人は割合を見ても分かる通り、ごく僅かです。年収1,000万円以上を稼ぐということは狭き門をくぐり抜けなければいけません。
もし、年収1,000万円以上お金を稼ぐ人になりたいと考えているならば、100人のうちの4人にならなければいけません。「自分には無理かもしれない」と数字だけを見れば諦めてしまう人もいると思います。ですが、自分の得意分野を活かすことができれば、年収1,000万円以上ものお金を稼ぐことができるかもしれません。
実際にお金を稼ぐ人達は自分の得意とする分野を仕事にしている場合が多いです。諦めるより、先人たちがどのようにして年収1,000万円を稼いでいるのか知って真似ることが大切です。
お金を稼ぐ人の職業やライフスタイル
実際に年収1,000万円以上お金を稼ぐ人たち限定でアンケートを取りました。どのような職種、ライフスタイルを送っているのでしょうか?詳しく紹介をします。
年収1,000万円稼げる職業
まず、最も気になる年収1,000万円以上を稼ぐことができる仕事について。ある程度のお金を稼ぐにはそれなりのリスクが必要です。
・命を預かる、命をかける
・お金を取り扱う
・リスクを背負う
・責任を持つ
・難易度の高い資格が必要
・他の人ができないことをやっている
など、お金が稼げることには「理由」があります。
1,000万円以上稼げる職業は、政治家・医療関係・弁護士・パイロット・金融関係(銀行・証券)などの代表的な仕事もありますが、どの仕事も責任感は重大です。一度の失敗で他人が辛い思いや苦しむ可能性もあります。他人の人生を背負う責任を持ちながら働く仕事は簡単なものではありません。
リスクや責任もあり、難易度も高い内容の仕事をこなすことで対価として、年収1,000万円以上を手にしているのです。
ただし、全ての年収1,000万円以上の職業がこのようにリスクや責任、難しい仕事をこなさなければいけないわけではありません。
起業家、投資家、動画配信(youtuber)、芸能関係、販売など自らの才能を活かして、最小限のリスクや責任の中で「自分にしかできないやり方」で年収1,000万円以上のお金を稼ぐ人もいます。大切なことは才能を開花させることです。
大人になって社会経験を経てから年収1,000万円以上を稼げるようになった人もいます。最後まで諦めないで自分の仕事を貫くことも大切なのです。
仕事の時間は9割が昼間中心
アンケートを取った結果、9割の人が昼間の時間帯に仕事をしていることが分かりました。
平均的な勤務時間は朝9時から夕方20時の間。この時間帯の中で8〜10時間前後、仕事をしている人が多いようです。
また、仕事ができる人たちは共通して「長時間働いたから良いというものではない」「ダラダラ残業をして仕事をするならパッとやるべきことを片付けて翌日に残りの仕事を片付けた方が効率的」など、仕事をする作業時間を効率化させている人も多いことが分かりました。
ブラック企業やサービス残業、膨大な量を一人で抱えて仕事をする姿などが問題になっている日本。このような無謀な働き方をすると「心身共に疲れ、本来発揮できる才能も発揮できずに終わってしまう」と考える人も多く、「適切な働き方」をするように心がけているようです。
体育会系な思考や無理な働き方は余裕がなくなる原因です。メリハリを持ち、効率良く仕事をこなすことが成功をする秘訣なのかもしれません。
移動手段は電車やバス
お金を稼ぐ人は電車やバスなどの多くの人が利用する、公共機関を使わないイメージを持つ人も多いと思います。しかし年収1,000万円以上お金を稼ぐ人たちでも移動手段は、電車やバスが多いようです。
休日に出かける場合、自家用車を使う人も多いようですが都心部の移動は大半が電車やバス。東京や大阪などの都心部でお金を稼ぐ人たちは特に電車やバスを利用することが多いとアンケートで回答をしていました。
時間やコストを削減するためにも、電車やバスを利用すると答える人も多く、中には「車移動は楽だけど道の混雑や事故がビジネスに影響する場合もある」という人もいました。電車やバスは時間通り正確に動いていることも多く、そういった面では安心して利用ができます。
また「お金があるから」といって、タクシーや車移動など贅沢をしているとお金を貯めることができないという人もいました。年収1,000万円以上あるからといって、非日常的な暮らしをしているわけではないです。
食事はお金を稼ぐスタミナ
年収1,000万円以上お金を稼ぐ人たちは、1日の中で摂る「食事」には気をつける人が多いです。「食事はガソリンであり原動力のスタミナ」と答える人もおり、毎日摂る食事は栄養バランスを考えてしっかりと献立を立てるようです。
食事は体を作り、頭の働きを良くすることに欠かせません。だからこそ、お金を稼ぐ人はカップラーメンなどのインスタント食品や栄養バランスが偏った食事を極力避けて、しっかりと体に気を使った食事を摂ります。
また、お菓子などの嗜好品は一時的にストレスが解消されて気分も良くなりますが、長期間摂り続けると体調が悪くなったり、肥満になる可能性もあります。そのため「貰い物以外のお菓子は食べない」「自分でお菓子を買うことはない」と、アンケートに答える人も多くいました。
そしてお金を稼ぐ人たちはどうしても遅い時間帯の飲酒や外食が続くことも多く、できるだけ自炊ができる時はするように心がけるそうです。自炊はもっとも栄養に気をつけることができる手段です。打ち合わせや仕事絡みで断れない夜の時間の飲酒をした翌日は体も心もデトックスできる食事を作るようです。
適度な運動と快適な生活
お金を稼ぐ人たちは健康面にも気をつけている人が多く、日頃から適度な運動を心がけて生活を送る人が多いようです。仕事帰りのジムでの運動や休日のランニングなど、お金を稼ぐ人たちは空き時間にストレス発散も兼ねて体を動かすそうです。
世界経済の中心街であるニューヨークで働き、お金を稼ぐ人たちも常に最新の運動を取り入れて生活を送っています。健康志向や運動がトレンドでもあるため、流行りに乗って運動をしている人もいます。どんな理由であっても、適度な運動を心がけるようになり気持ちや体にゆとりが現れたという人もいます。結果的に良い生活が良い方向に繋がるということはゆとりを持ち、お金を稼ぐことにもつながります。
世界的にもお金持ちの人たちは適度な運動こそが快適な生活を送るために必要と考えているようです。毎日少しの時間でも良いので、運動を行えるように心がけましょう。
日頃からストレスフリーを心がけることが稼ぎにつながる
年収1,000万円以上稼ぐ人たちは、日頃からストレスを蓄積させないように心がけているそうです。ストレスは仕事にも影響をもたらすため、毎日小さなことでもストレスを発散させるために行動をすることが多いようです。
運動をしたり、ショッピング、美味しいものを食べたり飲んだり。小さなことでも良いので、毎日「幸せ」を感じる時間を作りましょう。お金を稼ぐ人たちは毎日小さなことでも幸せや癒しを感じて、それを活力に仕事を頑張っている人が多いようです。
「家族を持ち子供が生まれて、自分の家庭を見ると頑張ろうという気持ちになる」という人もいます。どんな形でもストレスを蓄積させないようにすることがお金を稼ぐために大切なようです。
年収1,000万円以上お金を稼ぐ人の特徴
今回は年収1,000万円以上お金を稼ぐ人たちの職業やライフスタイル以外に「生い立ち」などに関する特徴もアンケートを取りました。アンケート結果から、分かったお金を稼ぐ人たちの特徴についても紹介します。
・お金を稼ぐ人の生い立ちや家庭環境は「過酷か裕福の両極端」
お金を稼ぐ人たちには2種類のタイプがいます。
・過酷な生活環境を経験したことがある
・裕福で不自由なく贅沢に子供の頃から生活を送っている
両極端ではありますが、どちらかのタイプの人が年収1,000万円以上のお金を稼ぐ人たちに多いことが分かりました。
前者の「過酷な生活環境を経験したことがある」タイプの人は、幼少期や成人後など、どこかのタイミングでお金に関する辛い経験をしている人です。例えば両親の離婚や借金などが原因で辛い経験をしたドラマのような人生を送っているなど、波乱万丈な経験がある人はハングリー精神でお金持ちへと成り上がるタイプが多いです。
家庭が裕福でなくても誰にも甘えずに自分の力と努力だけで年収1,000万円以上のお金を稼ぐ人になれたドラマの主人公のようなタイプ。辛い経験を経て、リスクや責任に対しての心構えを持っており、強い気持ちでビジネスに挑めるそうです。
成功のためにも失敗を恐れない気持ちは大切です。この気持ちを強く持てるのが前者のタイプなのでしょう。
また、後者の「裕福で不自由なく贅沢に子供の頃から生活を送っている」タイプは言葉の通りです。財閥、政治家、起業家など一家がお金持ちで辛い思いをすることなく、ちょっとした努力で安定した成功を手に入れられるタイプ。
実写ドラマ化もしている、人気少女コミック「花より男子」のような世界が現実にもあります。一般常識からは考えることができないお金持ちたちは敷かれたレールの上を歩んでいけば失敗することなく、安定した生活を送ることができます。親や先祖が作ってくれた道を進むだけで年収1,000万円以上を得ることができるなら嬉しい話です。
しかし、このタイプはほんの一握りの狭い世界であり、お金で失敗をした経験もあまり無いため、参考にはならないでしょう。また、敷かれたレールの上を歩んでいるタイプは一度大きな失敗や世間からのバッシングを受けてしまうと、表の世界で生きていくことができなくなる可能性もあります。彼らもそれなりのリスクを背負い、お金を稼いでいるのです。
お金がない頃にキャッシングをしてでも現金を調達していた
お金を稼ぐことができる環境になるまでの間、苦しい思いをした経験がある人はほとんどの人が「借入経験」があると答えました。
年収1,000万円以上を稼ぐ人たちも最初からお金があったわけではありません。生活費を賄うため、投資金を作るため、勉強をするお金を揃えるため、色々な経緯を経てキャッシングなどで数万円〜数百万円前後の借入をした経験があるそうです。
まとまったお金を一度借入することで、返済しなければならないプレッシャーもあります。そのための努力を惜しまず、自分を追い込むための選択肢して、キャッシングという手段を取るようです。
また、お金に余裕がある生活を一度堪能することで、お金に対する執着心が芽生えるため「自分の力で稼ごう」「ビジネスを成功させよう」と活力が生まれるそうです。
お金とビジネスに対する執着頃おを常に持つ
どんなビジネスでも最初から必ず年収1,000万円以上が約束されているわけではありません。仕事としての利益を作り出さなければいけません。そのためにも、ビジネスに対する執着を常に持ち、仕事を成功させる気持ちを忘れないようにすることが大切です。
どんな小さなことでもビジネスに繋がりそうなことは、しっかりとメモを残し小さなことを積み重ねる方が多いようです。そのためにも新鮮な気持ちで毎日を過ごし、トレンドに敏感になることも大切です。新しい情報はお金を生み出すタネになるかもしれません。色々なことをビジネスに結びつけるためにも、お金を稼ぐ気持ちを常に持ち続けることがポイントなのです。
実際に年収1,000万円以上のお金を稼ぐ人の大半が、常にメモを取る癖をつけており「お金になりそうなことは覚えておく」と言っています。自分で起業せずにお金を稼ぐ人たちも同じです。常にビジネスに対する執着心を持ち、お金を生み出すことに一所懸命になっています。
オンオフの切り替えをしっかりとする
どんなにお金を稼ぐ人でも、365日24時間仕事をしているわけではありません。年収1,000万円以上の人になると「仕事が趣味だから休みはいらない」と語る人もいますが、そういった人はあまりいません。
ほとんどの人が仕事とプライベートをしっかりと切り分けています。特に成功している人は、オンオフの切り替えを徹底的にしていることも分かりました。
「休日は思いっきり寝る」「遊びに行く日はとことん遊べるように準備を備える」「仕事のことが頭の中に常にあるけど、休みの日は自分が好きなことをしてリラックスするようにしている」など、自分の時間を大切に過ごしている人が多いです。
また、友達や同僚などと遊ぶ時間を毎月必ず取っている人も多いです。交友関係は新しい情報を得る大きな窓です。人づてに知る新しい知識や話題は、新鮮でお金に直結する場合もあります。そのため情報を得るために遊びに出かけるという人も多いようです。
しかし、中には「友達と遊んでいる時は仕事のことを考えたくないのに仕事に結びつけてしまうことが嫌だ」という人もいました。人それぞれ自分の周りの人たちとの付き合い方やビジネスへの繋ぎ方は異なります。どんな場合でも自分の感情を妨げたり、オフの時間を害するようにしないことが大切なのかもしれません。
お金を稼ぐことはシンプルで簡単なこと
特に何不自由なく普通の家庭で育ち、平均的な生活を送り続けている人たちは安定慣れをしていることから普通以上の収入を得ることが難しいといわれています。「毎月20万円の給料がもらえたら良い」と今の報酬に満足をしていませんか?安定慣れとは現状で満足をすることです。
どんな環境で育った場合であっても、大切なことは自分が「やるか、やらないか」です。
もし、年収1,000万円以上という金額を狙うならば、ハングリー精神を持ち自分が成長できるような努力を積み重ねましょう。
今回はお金を稼ぐ人のライフスタイルや職業について紹介をしましたが、これを参考に自分も稼げるように小さなことから変化をさせていきましょう。細かいことではありますが、ライフスタイルや心構えを変えるだけでもお金の流れは変わってくるかもしれません。
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